2017年4月8日土曜日
性能アップリフォーム vol.97【住宅医合格】
平成26年に1年間大阪に通い、
この度 広島で発表する機会を頂き、なんとか合格でき、晴れて住宅医になりました。
発表に際しては講師の方々からは厳しい指摘を頂きましたが、これからも、もっと勉強を続け住宅医としてお客様に役に立てるよう頑張って行きます。
1.設立の背景
高度経済成長期から循環型社会への転換期である今、住宅においては法律の施行やリフォームが最重点と位置付けられた国の政策など、スクラップアンドビルドによる大量生産から良質なストックの形成へ、という流れに移行しています。
建築のプロはこのような社会の要請に答えられる職能を早急に習得する必要があります。
一般社団法人住宅医協会では、その前身団体「住宅医ネットワーク」において、人材育成と調査診断の技術開発に早くより取り組んで参りましたが、
中古住宅の流通の活性化やリノベーションが一般に認知されるようになりましたが、それに伴う見かけだけの改築・リフォームが溢れることに危惧を抱き、
かかりつけの医者のように、患者(=既存住宅及びその施主)の状態をきちんと把握して対処できる人材の育成とその活動の後押しが、
適切な既存住宅の改修に必要であることから、「一般社団法人住宅医協会」として法人化し、より組織的に、全国的に支援していくことと致しました。